大人の発達障害と二次障害

二次障害としての精神疾患

発達障害のある人は、大きなストレスを感じながら日々過ごしています。

周囲の人が当たり前のこととしてやっていることが当たり前にできない。そのことから生じる対人関係の摩擦。

子供の頃からいじめや嫌がらせを受け、大人になってからはパワハラの標的にされているという人も少なくないでしょう。

当然といえば当然ですが、それらの強いストレスを受け続ければ、精神的な不調におちいっていきます。

そして、抑うつ状態、摂食障害、睡眠障害、ひきこもり等々の様々な二次障害が引き起こされます。

このような症状のために精神科や心療内科を受診し、そこで初めて自分が発達障害だったと知った人も多いことと思います。

ここでは、そのような二次障害として起こり得る精神的不調についていくつか列挙します。

メンタル不調の際は早めに受診し、調子を整え、そのうえで対象となる福祉サービスや社会保障があれば、積極的に活用していくようにしましょう。

そこから始まる新たな人生も、きっとあるはずです。

※たとえば障害年金は、大人になってから発達障害と診断された場合(大人の発達障害)も支給対象です。

うつ病

🔗うつ病|こころの情報サイト (ncnp.go.jp)

強迫性障害

🔗強迫性障害|こころの情報サイト (ncnp.go.jp)

摂食障害

🔗摂食障害|こころの情報サイト (ncnp.go.jp)

不安症

🔗不安症|こころの情報サイト (ncnp.go.jp)

睡眠障害

🔗不眠症(睡眠障害)|こころの情報サイト (ncnp.go.jp)

その他

「風邪は万病のもと」といいますが、「精神的ストレスも万病のもと」です。

そのため、上記以外にも様々な二次障害が起こり得ます。

心身の不調を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

参考図書

『ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 大人の発達障害 日常生活編 18歳以上の心と問題行動をサポートする本』宮尾益知/監修 河出書房新社

『精神医学ハンドブック 医学・保健・福祉の基礎知識 第8版』山下格/著 大森哲郎/補訂 日本評論社

参考リンク

この記事を書いた人

群馬県前橋市の精神保健福祉士・社労士 鈴木雅人
精神保健福祉士・社会保険労務士
鈴木雅人
氏名鈴木 雅人(すずき まさと)
生年月日1980年(昭和55年)4月1日
国家資格社会保険労務士 第10230004号
精神保健福祉士 第26879号
加入団体群馬県社会保険労務士会
群馬県精神保健福祉士会
群馬県精神保健福祉協会
家族妻と長男
出身地 群馬県前橋市
学歴東海大学体育学部中退
文教大学人間科学部卒業
座右の銘人間万事塞翁が馬

事務所概要

事務所名若宮社会保険労務士事務所
代表者鈴木雅人
所在地群馬県前橋市日吉町4-14-7
電話番号080-7712-2518
メールinfo@wakamiya-sr.com
定休日不定休