人生の辻褄を合わせよう|後悔を物語にする

メンタルヘルス

この記事の内容

人生の選択を後悔している人へ――

人生の選択に正解も不正解もありません。

自分が正解だと思えば正解ですし、不正解だと思えば不正解です。

ただ、そうは言っても、どうしても後悔し続けてしまう選択もあることでしょう。

そのようなとき、どうすればその後悔をプラスのものに変えられるのでしょうか?

その一つの案として、「人生の物語を作って強引に辻褄を合わせること」をオススメします。

本来、人生の選択に正解も不正解もない

人生の選択は、正しいときもあれば間違っているときもあります。

ただ、それは結果論であり、選択した時点においては、正しいも間違っているもありません。

要は、その選択が正しいものになるのか間違ったものになるのかは、選択後のあなた次第なのです。

別の選択をしていればどうなっていたかは誰にもわかりませんし、わかりようがありません。

「あの時あの選択をしていれば(していなければ)、もっと別の未来があったんじゃないか?」と考えたくなりますが、その検証は絶対にできません。

後悔があれば、人生の辻褄を合わせよう

強引に物語を作る

では、後悔ばかりをしてしまうとき、いったいどうしたらよいのでしょうか?

そんなときは、選択の結果がどうであれ、自分自身の現状がどうであれ、強引に物語を作って辻褄を合わせてしまえばよいのです。

「あのときの選択は間違いだったとずっと思っていたけれど、あの選択があるからこそ今の状況があり、今の状況があるからこそ未来は○○になるはず」と強引に考えるわけです。

辻褄が合えば、あるいは合わせることができれば、失敗だと思っていた選択も成功に変わります。

そうなれば、オセロゲームで大逆転をするように、黒が白にどんどん裏返っていきます。

どんな物語を作るかは自由

では、どんな物語を作って辻褄を合わせればよいのでしょうか?

それは、完全にあなたの自由です。

それがどれほど強引でも、あるいは、そこにどれほどの矛盾があっても、まったく関係ありません。

無理やりにでも何でも、辻褄を合わせれば、合わせた者勝ちです。

過去と現在と未来を強引につなげて、自分に都合の良い物語をつくるのです。

誰にも迷惑はかかりません。

物語を作るコツ

物語を作るといっても、どうすればよいのかまったくわからない場合もあるでしょう。

そんなときは、今までの状況で自分が得たものについて考えてみてください。

たとえ今の状況がどん底だったとしても、そこで得られたもの、そこでしか得られなかったものが必ずあるはずです。

それが見つかれば、それを起点に物語を作っていくことができます。

たとえば、得られたものが□□であった場合、次のような感じです。

「××で△△な状況だったからこそ、□□を得ることができた。□□を得ることができたからこそ、これからはそれを自分の武器にして○○をやっていこう」という具合です。

頑張って辻褄を合わせてみてください。

よろしくお願いいたします。

まとめ

人生の選択の何が正解で何が間違いだったのか、その答えを生きているうちに知ることはできないでしょう。

終わってみなければ、その答えを知ることはできません(もちろん、終われば知ることはできないのですが……)。

思うに、人生の選択に正解も不正解もありません。

自分が正解だと思えば正解ですし、不正解だと思えば不正解です。

ただ、そうは言っても、どうしても後悔し続けてしまう選択もあることでしょう。

それも人情です。

どうすればその後悔をプラスのものに変えられるのか?

ここでは、その一つの案として、「人生の物語を作って強引に辻褄を合わせること」を提案いたしました。

もしよろしければ、試してみてください。

この記事を書いた人

若宮社会保険労務士事務所 鈴木雅人
氏名鈴木 雅人(すずき まさと)
生年月日1980年(昭和55年)4月1日
国家資格社会保険労務士 第10230004号
精神保健福祉士 第26879号
座右の銘人間万事塞翁が馬